Kia Ora!マナです!
10月に入り、ニュージーランドは、春の陽気が気持ちいい季節になりました!
そして今月末には「Labour Day(レイバーデー)」という祝日があり、3連休になります。
名前は聞いたことがあっても、「どんな日なの?」と思う人も多いかもしれません。
今回は、ニュージーランドのLabour Dayについて、由来や過ごし方を紹介します!
Labour Dayとは?
Labour Dayは「労働者の権利をたたえる日」で、日本の「勤労感謝の日」に少し似た意味を持つ祝日です。
日付は 10月の最終月曜日。
2025年は 10月27日(月) にあたります。
この祝日の起源は、1840年代にまでさかのぼります。
当時、ニュージーランドでは長時間労働が当たり前でしたが、大工のSamuel Parnellという人物が「1日8時間労働」を主張したことから、労働時間の短縮運動が始まりました。
その運動が後に全国へ広まり、「労働者の権利を守る日」としてLabour Dayが制定されたんです。
日本の「勤労感謝の日」との違い
日本では11月23日に「勤労感謝の日」がありますよね。
少し似ていますが、ニュージーランドのLabour Dayは「働く権利のために闘った人々を称える日」という側面が強いです。
一方で、日本の勤労感謝の日は「働くことへの感謝」や「生産を祝う日」。
どちらも「働く」というテーマを大切にしている点は共通しています。
また、ニュージーランドではこの日をきっかけに春のレジャーを楽しむ3連休としても定着しているのが特徴です。
現在のLabour Dayはどう過ごす?
今では、働く人たちのための「春の3連休」として親しまれています。
特別なイベントというよりは、リフレッシュして春を楽しむ休日という雰囲気です。
多くの人がこの連休を利用して、
- 友達や家族とBBQ
- 小旅行やキャンプ
- 公園でピクニック
- 家のガーデニング
といった過ごし方をしています。
天気がよければ最高の外出日和になるので、旅行シーズンの始まりにもぴったりです。
まとめ
Labour Dayは、ニュージーランドで「働くことの大切さ」を見つめ直す日であり、同時に春の訪れを感じるリフレッシュ休暇でもあります。
歴史的には労働者の権利を守る運動から始まった日ですが、今では多くの人にとって「外でのんびりする休日」として親しまれています。
今年のレイバーデーは、お気に入りのカフェでブランチをしたり、自然の中で過ごしたりして、「頑張って働いている自分」をちょっとねぎらってあげるのもいいかもしれませんね!





