Kia Ora!マナです!
ニュージーランドでは、ほとんどの人が現金を使わずにカードで支払いをするのが当たり前です。
スーパーやカフェ、レストランなど、どこでもデビットカード(EFTPOS)やクレジットカードが利用でき、現金を持ち歩かない人も多くいます。
しかし、旅行者にとっては、現金が必要になる場面もあるかもしれません。
この記事では、ニュージーランドのお金について、カードが主流の理由や現金の特徴、紙幣や硬貨のデザインの意味まで詳しく紹介します!
ニュージーランドはカード社会!でも現金は必要?
ニュージーランドでは、デビットカード(EFTPOS)やクレジットカードが主流で、現金を使う人は少数派です。
特に現地の人は、小さな買い物でもカードを使うのが普通で、「現金はほとんど持たない」という人も珍しくありません。
それでも、週末のマーケットや小さな個人経営のカフェやショップなどでは現金が必要になる場面があります。
そのため、ニュージーランドでは普段カードを使っていても、少額の現金を持っておくと安心です。
なぜニュージーランドの紙幣はプラスチック製?
ニュージーランドの紙幣は、普通の紙ではなく、ポリマー(プラスチック)製です。
これは、耐久性が高く、汚れや水に強いためです。
例えば、日本の紙幣は水に濡れると破れやすくなりますが、ニュージーランドの紙幣は洗濯機に入れてしまっても無事なことが多いです!(もちろん保証はできませんが…笑)
また、偽造防止のために、透明な部分(ウィンドウ)や特殊なインクが使われています。
オーストラリアやカナダなど、一部の国でも同じようにポリマー紙幣が採用されています。
ニュージーランドのお金の種類
ニュージーランドのお金は、紙幣(バンクノート)と硬貨(コイン)に分かれます。
紙幣(バンクノート)
ニュージーランドでは、シリーズ7とシリーズ6の2種類の紙幣が現在流通しています。
シリーズ7は最新のデザインで、より偽造防止機能が強化されていますが、シリーズ6もまだ使用可能です。
紙幣は5種類の額面があり、カラフルなデザインが特徴です。
それぞれにニュージーランドの歴史的な人物や文化がデザインされています。ここでは、シリーズ7のデザインを説明します。
$5(オレンジ) – エドモンド・ヒラリーとホイホ(Yellow-eyed Penguin)


引用:https://www.rbnz.govt.nz/money-and-cash/banknotes/banknotes-in-circulation
- サイズ:135mm × 66mm
表面(Front):
- 肖像画:エドモンド・ヒラリー(Sir Edmund Hillary)
- 1953年にテンジン・ノルゲイとともにエベレスト初登頂を果たしたニュージーランドの英雄
- 1992年から$5紙幣に登場(当時、生存していた非国家元首としては異例の紙幣掲載)
- 背景:ニュージーランド最高峰のアオラキ/マウント・クック(Mt Cook)
裏面(Back):
- 動物:ホイホ(Yellow-eyed Penguin)
- その他のデザイン:
- ニュージーランド南部のキャンベル島
- キャンベル島デイジー(Pleurophyllum speciosum)
- ロスリリー(Bulbinella rossii)
- マオリの装飾模様「Tukutuku Kaokao」
$10(青) – ケイト・シェパードとホイオ(Blue Duck)


引用:https://www.rbnz.govt.nz/money-and-cash/banknotes/banknotes-in-circulation
- サイズ:140mm × 68mm
表面(Front)
- 肖像画:ケイト・シェパード(Kate Sheppard)
- 女性参政権運動を主導し、1893年にニュージーランドが世界で初めて女性の投票権を認めるきっかけを作った
- 1993年に$10紙幣に登場(女性参政権獲得100周年を記念)
- 背景:女性参政権運動の象徴「カメリア・ジャポニカ(Camellia Japonica)」
裏面(Back)
- 動物:ホイオ(Blue Duck)
- その他のデザイン:
- マオリの装飾模様「Tukutuku Purapura Whetu」
- ニュージーランド固有植物「Kiokio(Blechnum novae-zelandiae)」「Pineapple Scrub(Dracophyllum menziesii)」
$20(緑) – エリザベス2世とニュージーランド・ファルコン(Kārearea)


引用:https://www.rbnz.govt.nz/money-and-cash/banknotes/banknotes-in-circulation
- サイズ:145mm × 70mm
表面(Front)
- 肖像画:エリザベス2世(Queen Elizabeth II)
- 1967年からニュージーランドの紙幣に登場し、在位中に4種類の肖像が使用された
- 背景:ニュージーランド国会議事堂(Parliament Buildings, Wellington)
裏面(Back)
- 動物:ニュージーランド・ファルコン(Kārearea)
- 時速100km以上で飛ぶことができ、自分より大きな獲物も捕らえる猛禽類
- その他のデザイン:
- マオリの装飾模様「Tukutuku Poutama」
- マールボロ地方のタプアエヌク山(Mount Tapuaenuku)
- ニュージーランド固有植物「Marlborough Rock Daisy(Pachystegia insignis)」
$50(紫) – アピラナ・ンガタとコカコ(Blue Wattled Crow)


引用:https://www.rbnz.govt.nz/money-and-cash/banknotes/banknotes-in-circulation
- サイズ:150mm × 72mm
表面(Front)
- 肖像画:アピラナ・ンガタ(Sir Apirana Ngata)
- 初のマオリ大学卒業者であり、マオリ文化の復興に尽力した政治家
- 1999年から$50紙幣に登場
- 背景:ポロウランギ会議場(Porourangi Meeting House)
裏面(Back)
- 動物:コカコ(Blue Wattled Crow)
- その他のデザイン:
- マオリの装飾模様「Tukutuku Poutama」
- ピューレオラ森林公園(Pureora Forest Park)
- ニュージーランド固有キノコ「Sky-blue Mushroom(Entoloma hochstetteri)」
$100(赤) – アーネスト・ラザフォードとモフア(Yellowhead)


引用:https://www.rbnz.govt.nz/money-and-cash/banknotes/banknotes-in-circulation
- サイズ:155mm × 74mm
表面(Front)
- 肖像画:アーネスト・ラザフォード(Ernest Rutherford, Lord Rutherford)
- 「原子物理学の父」と称され、原子の構造に関する発見を3度も成し遂げた科学者
- 1908年にノーベル化学賞を受賞
- 1999年から$100紙幣に登場
- 背景:ノーベル賞メダルと放射線の模式図
裏面(Back)
- 動物:モフア(Yellowhead)
- その他のデザイン:
- マオリの装飾模様「Tukutuku Whakaaro Kotahi」
- エグリントン渓谷(Eglinton Valley)
- ニュージーランド固有植物「Red Beech(Fuscospora fusca)」
- 南島の希少種「South Island Lichen Moth(Declana egregia)」
硬貨(コイン)
以前は5セントコインもありましたが、2006年に廃止されました。
10セント(銅色)

引用:https://www.rbnz.govt.nz/money-and-cash/banknotes/banknotes-in-circulation/5-banknote
- デザイン:マオリの伝統模様「コル」
- マオリ族のシンボル
20セント(銀色)

引用:https://www.rbnz.govt.nz/money-and-cash/banknotes/banknotes-in-circulation/5-banknote
- デザイン:マオリの彫刻「プケキ(Pukaki)」
- 伝統的なマオリの木彫りアートをモチーフにしたデザイン
50セント(銀色・大きめ)

引用:https://www.rbnz.govt.nz/money-and-cash/banknotes/banknotes-in-circulation/5-banknote
- デザイン:イギリスの探検家ジェームズ・クックが乗っていた船「エンデバー号(Endeavour)」
- 太平洋航海の歴史を象徴するデザインになっています。
$1(ゴールド)

引用:https://www.rbnz.govt.nz/money-and-cash/banknotes/banknotes-in-circulation/5-banknote
- デザイン:ニュージーランドの国鳥「キーウィ(Kiwi)」
- ニュージーランドを象徴する鳥で、夜行性・飛べない鳥としても有名
$2(ゴールド・大きめ)

引用:https://www.rbnz.govt.nz/money-and-cash/banknotes/banknotes-in-circulation/5-banknote
- デザイン:マオリの伝説的な酋長「テ・アタイランギ・カイマイ(Te Atairangikaahu)」
- マオリ王家に関係する歴史的な人物
カード社会でも現金の知識は役立つ!
ニュージーランドではカード決済が圧倒的に主流ですが、現金が必要になる場面もあります。
また、ニュージーランドの紙幣や硬貨には、それぞれ歴史や文化が反映されたデザインが施されており、お土産としても人気があります。
旅行の際は、基本的にはカードを使いつつも、少しだけ現金を持っておくと便利かもしれませんね。




