Kia Ora!マナです!
ニュージーランドは6月〜7月に“新年”があるって知ってますか?
それがマタリキ(Matariki)です。
マオリ文化における新年の始まりであり、2022年からは正式な祝日にもなっています。
今年2025年は6月20日(金)がその日にあたり、3連休になっています!
この記事では、「マタリキってなに?」「いつ、どんなことをするの?」など、基本的なことから現在の過ごし方まで、わかりやすくご紹介します。
マタリキとは?
マタリキとは、プレアデス星団(日本では「すばる」とも呼ばれます)のマオリ語名で、この星々が冬の夜空に昇る時期が、マオリの人々にとっての「新年の始まり」なんです。
古くからマオリの人々は、星の動きで季節や農作物のタイミングを読み取り、マタリキが現れることで祖先への感謝や新しい年への願いを込めてきました。
いつお祝いするの?
マタリキは毎年6月下旬から7月上旬ごろにやってきます。2025年の祝日は6月20日(金)に設定されています(※毎年変動します)。
この時期になると、ニュージーランド各地ではマタリキにちなんだイベントやフェスティバルが開催されます。
マタリキの9つの星とその意味
マオリの人々は、マタリキ(プレアデス星団)に9つの星があると考えており、それぞれが自然・生命・祈りに関係する意味を持っています。
人々はそれぞれの星に祈りを捧げ、自然や命への感謝を伝えます。
以下がその9つの星と、それぞれが象徴するものです。
1. Matariki(マタリキ)
星団の名前にもなっている中心的な星で家族、健康、希望を象徴します。
新年の始まりを告げる星で、みんなが集まり、思いやりや感謝を共有する象徴です。
2. Pōhutukawa(ポフツカワ)
亡くなった人々やご先祖への思いを象徴する星です。
この星に祈ることで、過去1年に亡くなった人たちを追悼し、彼らの魂が星空へと昇ることを願います。
3. Tupuānuku(トゥプアヌク)
地上で育つ食べ物(野菜や果物)を表します。
ガーデニングや農業をする人々にとって大切な星で、「大地の恵み」への感謝を意味します。
4. Tupuārangi(トゥプアランギ)
空や木々で採れる食べ物(鳥、果実など)に関係する星で、鳥の鳴き声や森の恵みに感謝を捧げる際に祈られる星です。
5. Waitī(ワイティ)
川や湖の生き物を象徴し、魚や淡水の生態系など、内陸の水辺の自然への感謝の星です。
6. Waitā(ワイタ)
海や海岸の食べ物に関係する星です。
貝や魚、海の恵みへの感謝と保護の思いを込めて祈られます。
7. Waipunarangi(ワイプナランギ)
雨や天候を象徴します。天から降り注ぐ雨が命を育む水として重要であることを表す星です。
8. Ururangi(ウルランギ)
風を象徴する星で、その年の風の強さや気候に関係するとされており、空模様を読み取るためにも注目されます。
9. Hiwa-i-te-rangi(ヒワイテラニ)
願いを叶える星です。
新年の願いをこの星に託し、未来への希望を込めて祈ります。日本でいう“初詣”に近い感覚かもしれません。
どう過ごすの?現代のマタリキの楽しみ方
現代のマタリキは、家族やコミュニティが集まり、食事を囲んだり、物語を語り合ったり、星空を眺めたりする特別な時間になっています。
各地で行われるマタリキイベントでは、マオリの伝統舞踊や音楽、地元アート、花火なども楽しめます。
観光客でも気軽に参加できるイベントもたくさんありますよ!
どこで体験できる?おすすめスポット
マタリキの時期には、以下のような場所でイベントや展示が開催されることが多いです。
- オークランド:Aotea SquareやAuckland Museumでの特別イベント
- ロトルア:マオリ文化体験や星空観察ツアー
- テカポ:星空保護区でのスターゲイジング体験
イベント情報は各自治体のウェブサイトで随時発表されるので、チェックしてみてください!
星とともに祈る新年のはじまり
マタリキは、自然とつながり、人との絆を大切にするマオリの価値観が詰まった大切な時期です。
ニュージーランドにいるなら、ぜひこの時期ならではの過ごし方や文化に触れてみてください。星に願いを込める祝日、なんだかロマンチックですよね。




