Kia Ora!マナです!
「ニュージーランドの最北端ってどこ?」と聞かれたら、多くの人が思い浮かべるのがCape Reinga(ケープレインガ)。
実際にはその少し先に「ノース・ケープ」という地理的な最北端もあるのですが、そこは一般公開されていない保護区。なので、旅行者がたどり着ける“実質的な最北端”はケープレインガになります。
今回はそんなケープレインガに実際に行ってきたので、現地の様子やアクセス、ちょっとしたマオリの言い伝えも交えてご紹介します!
タスマン海と太平洋が出会う場所

岬の先端に立つと、目の前には小さな白い灯台があり、その向こうにはタスマン海と太平洋の2つの潮流がぶつかり合う様子が見えます。
天気がよければ、その境目がうっすらと波の模様になって現れて、とても不思議な光景です。
「ここがニュージーランドの“最北端”なんだなあ」と思うと、ちょっと感慨深い気持ちになります。
写真では伝わりにくいけど…神聖な老木も

岬の崖の斜面には、ポフツカワというニュージーランド固有の木がぽつんと生えています。
私が行ったときも小さく見えて、写真ではなかなか分かりづらかったのですが、この木にはちょっとしたマオリの伝説があるそうです。
話によると、亡くなった人の魂はこの木を通って地中に入り、海の向こうにある先祖の島「ハワイキ」へ旅立っていくのだとか。
静かにその木を眺めていると、なんとなく神聖な気配を感じる気がしました。
実際のアクセス方法と注意点
私が住んでいるオークランドからは、まず車でカイタイア(Kaitaia)という町まで北上します。
距離にしておよそ350km、所要時間は約5〜6時間。私たちは車で向かいましたが、公共交通機関を使う場合は、バスでの移動が主になります(ただし本数は少なめなので事前確認がおすすめ)。
カイタイアを拠点にすると、そこからさらに片道約1時間半でケープレインガへ。道中はほとんど信号もなく、牧場や森を抜けるのどかなドライブが続きます。
また、ベイ・オブ・アイランズ(Paihia)から出発するガイド付きのバスツアーも人気です。途中で90マイルビーチを通ったり、歴史の話を聞けたりするので、運転に自信がない方やのんびり観光したい方にもぴったり。
ちなみにケープレインガはマオリにとっての聖地なので、岬での飲食は禁止されています。ランチなどをとりたい場合は、岬から車で5分ほどの場所にあるタポトゥポトゥ・ベイ(Tapotupotu Bay)まで移動するのがおすすめです。きれいなビーチとピクニックテーブルがあり、のんびりできますよ。
時間がない人には遊覧飛行も!
実はこのエリア、ベイ・オブ・アイランズ発着の遊覧飛行でも訪れることができます。
短時間で絶景を楽しみたい方や、車での長距離移動が難しい方にはうれしい選択肢ですね。
終わりのようで、はじまりの場所
ケープレインガは、ただの観光地というよりも、自然と文化が静かに語りかけてくるような場所でした。
「最北端に来た!」という達成感もあるけれど、それ以上に、「ここから何かがはじまる気がする」という、不思議な力をもらえる場所でもありました。
ニュージーランドを旅するなら、ぜひ一度足を運んでみてください。



